(かつて掲示板で書いた物をERがリファイン。元芳の愛車が変わるけど気にせずに。)
「あい、こちら初音AFって、お前かよ…。」
「お前って言うなよ…。」
「いつもこの時間は携帯に掛けろって言ってるだろ…で、何の用事?」
「これから走りにいかね?今日はギャラリー多いぜ。」
「あいにくだが未だ書類整理が終わって無い物で。何なら手伝え。」
「やだ。お前金くれないもん。」
「お前ぶっ飛ばすぞ。」
と、常連の叶との会話をさっさと切り上げて書類をまとめる。
20分後。
「終わったー。さて行くか…。」
「あ、店長、ちょっと良いですか?」
「何だ?合コンなら行かないぞ。」
「違いますって。例のアレが完成したんですけど、今日走ってきます?」
「あー、誘われてるから行くけど。しかし作業早いな。納車してからそんな経ってないはずだぞ。」
「そんな事良いじゃないですか(笑)」
「ま、行ってくるよ。もう1台も出来たら今日中に終わらせて。」
と、ノートパソコンを持ち出して出動。
重低音を響かせながら国道へ合流。この後、初音峠に向かった。
今回の愛車は…未だ言わないで置くが、ヒントだけ。
エンジンは2.5L直6ターボ。ミッションはノーマルだと5速MT(4及び5ATの設定もあり)
4DrFRセダンで、カラーはホワイト。VERTEXフルエアロにオリジナルアイラインフィニッシャー、
C-WESTのGT-WING NEOで武装。
これで分かる人いるだろうか(笑)多分居ないよなぁ…。
話飛んでいきなり頂上。
「今日人多いなぁ…。えーと、ななこに眞子に美咲さん、ことりに音夢に…。」
元同級生だけでも15人以上居るだろうか。
定位置の自販機前に止めて、空気圧のチェック。
「2.0に2.1…まぁ妥当かな。」
「お前は来てから挨拶も無しにそれかよ。」
「挨拶なんて要らないだろ。」
そう言ってまた車内へ。次はF-CONを弄ってる。
「キーボード打つ手早っ!」
元芳は最近ヤンマーニタイピングにはまっているとか。
お陰でスピード上がりまくり(でもER自身はまだ初級すら完璧にはクリアできません)
「これでよしっと。」
目の前では既にスタンバってる2台が。
「ことりに音夢。有る意味すげぇバトルだこりゃ。」
えぇ確かに凄いでしょうよ(笑)いろんな意味でね(笑)
と、いつもの恒例行事ドリンク買い。
毎回2〜3本は買っている。
「今日は炭酸系で攻めてみるテスツ。」
車内に戻ると、再びパソコンを。
そして、何故かチャット参加。
土曜日は常にこうしているんだとか(ERの場合はちょっと違いますが実話です)
チャットも走りもかなり流れ速い模様。
気づけば終わってる(笑)
「あーと、え、小雪何時の間にEVOYに…。」
スタートには小雪EVOYと叶S15の姿が。
「いやはや、ありゃびっくりだ。」
「何がびっくりなのよ。」
「あぁ眞子。いや、小雪がEVOYに乗り換えてるから。」
「あぁ〜はいはい。確かに。アタシもビックリしたわよ。いきなりVスペからEVOだもん。それに派手なウイング付けちゃって。それは良いけど、アンタも何時の間に(トリービアー)に?」
「多分今日とかそんなだけだと思う。客の手元行くかも分からないけど。
「あっそ。じゃアタシとバトルしてよ。」
「構わないけど。」
「負けたらジュース奢りね。」
「別に。負けなきゃ良いだけの話(笑)」
「ヤケに自信マンマンねぇ…。」
「気のせいだろ。」
「あ、そろそろ始まるわよ。」
叶S15シルビア SPEC-Rエアロ改ブラック。
エンジンはR32用RB26DETTをHKSシングルタービン仕様に変更。
APEXi N1マフラー+ワンオフパイプ、ワンオフマニホールドtc…。
ワンオフエアロにワンオフカラーのNISMO LM-GTホイールなどワンオフ尽くし。
小雪ランサーエボリューションY GSR
4G63ツインターボ仕様 HKS リーガマックス、HKSハイパーパフォーマーサス。
ワンオフC-WEST CT9A風エアロ、APEXi エクストリームウイング、BRIDGESTONE
ZAITホイール。
と言うわけでバトルを(笑)
「勝たせてもらいますね。」
「右に同じく。」
「3!2!1!」
カウント係が叫ぶ。叫ばないと聞こえない。
「GO!」
ギャァァァァアアアア!
一斉にホイールスピンが鳴り響く。
「うーわー、迫力ある…。」
スタートは叶が頭ひとつ飛び出た感じ。
しかし、大した差も無いので下手すれば逆転も有り得る。
スタートしてからゆるい左、そしてその後に右、左のカーブが。
ギャァァァァァアアッ!
ゴッ!
ゴヒャァァァァアアア!
ライン上には多少葉が散っており、下手すれば乗ると壁一直線。
今日も下手な走り屋が3台ほどぶつけたとの話。
小雪がインへ。叶があうとへ寄らざるをアウトへ寄らざるを得ない状況に。
そして、右カーブで一気に刺す。
叶もふんばるが例の葉のせいで体制を若干崩す。
「こちら1番チェック。小雪先頭でコンマ3の差で叶続く。」
「なるほどねぇ…。」
と、文章を打ちこみつつぼそっと呟く。
「何がなるほどなのよ?」
「アイツ何時もあの辺で下がるんだよな〜。」
「言われてみれば、この前もそうだったよね?」
「なるほど…。アイツはあそこが苦手と。」
元芳の無線を聞くために集まっていたことりと眞子がそれぞれ言った。。
「後で第3セクションで抜かすよ、過去のデータから言えば。」
「あー、そう言えばそうだったかも…。自爆したけど…。」
「アイツは得意と苦手がはっきり出る男ね…。」
「ま、そうなんだけどさ。ちょっとこれを。」
と、別ブラウザでプレイヤーを作動。
「ちょうどこの辺だよ。アイツがヘマするの。」
「あぁ〜、はいはい。確かにココなら分からなくも無いけど…。」
「でもことりの走りとか見てるとそんな事無いから。前の映像と比べると…。こうなるな。」
「アイツはあのセクションだけ研究が必要ね…」
「あのセクションだけに限った話じゃないけどさ…。」
まぁ、叶の弱点丸見えになった所で。
ゴッ!ゴッ!
ギャァァァァァアア!
叶はかなりてこずってる模様。
小雪は全くの余裕ムード。
「やべぇよ、追い付けねぇよ(滝汗)」
相当てこずってる模様で(笑)」
左から右への振り返し、その後に高速ストレート
高速ストレートで一気に差を詰める。流石RB26DET仕様。
「うっわ〜、26仕様。あっさり追い付かれた…。」
コレはヤバイと更にアクセルを踏みこむ。
その後に緩めの左から一気に減速、右コーナーへと飛びこむ。
「よっしゃここだ!」
RB26DETの加速を生かして、アウトからパス。
そのまま5速全開から2速まで叩きこむ。
ゴヒャゥッ!
バァン!
「あのスピードからドリフトって、只者じゃないよぅ…。」
相当速かった模様。
「こちら第3チェックポイント。叶先頭に0.42差で食らいついてる。」
「ほらやっぱりな…。アイツ直線番長だ。」
「この後自爆したら笑いモノね…。」
「まぁ〜確かにな(笑」
「こちらゴール。叶先頭でゴールだ。」
「あれま、予想外れ。さて、準備するか…。」
「ハンデで白河さん乗っけたら?」
「ハンデって…。タダでさえ車重いのに2人も乗せたらエライこっちゃ。ってことりが重いとかそう言うわけじゃないけど…。」
「じゃ視察って事で。」
「オイオイ…。」
元芳 JZX110MARKU IR-V改
1JZ-GTE+HKS GT2835タービン装着。スロットルを電子制御からワイヤー式に。
5ZIGEN BORDER3マフラー、TEIN SUPER STREETサス、ホイールはTE37
ブレーキはプロμの6ピストンキャリパー+TYPE^-HC+を使用。